苦しみを生むもの

わたしたちの世界には苦しみが溢れています。 病、お金、人間関係、日々の生活で繰り返すアップダウンの一つに「期待」があります。 「人から期待される」それは一旦横に置きます。 今は自分に集中します。 「期待」が自分の中で苦しみを生み出しすのです。 「こうなって欲しい」 子供、収入、昇進、こういったことはわかりやすいことですが、おはようございますと行ったら返してもらえるか、電車通勤で席に座れるか、自分のプレゼンが評価させるかどうか、お気に入りのランチが食べられるか、スーパーの特売に間に合うか、料理に家族は美味しいと言ってくれるか、ダイエット中体重が昨日より減るか、 小さく小さく、期待をして、叶えられず落胆する。 わたしの人生で1番わたしを苦しめたものは自分と自分の周りに対する「期待」でした。 これは心の癖ではなく、「自分の望むことと周りに望むこと」が叶うことで自分に価値があると勘違いしていたからです。 評価をされて安心する、思い通りになって安心する、逆に評価をされなければ、思う通りにならなければ自分に価値がないと思ってしまう。 この癖をやめていけば、「ただしたいから、ただそうなった」といつも平和でいることができます。 癖を直すには少しの訓練と時間が必要です。 何にも囚われず、純粋な意識のままで生き、それが周囲との調和になる。 自分の心は愛で満たされ、いつも平和でいる。 わたしたちの根本の意識は皆同じです。 今日よりも明日、明日よりも明後日、純粋な自分を視て生きていきたいと思います。