同じ感情を使い回していること

数年前、Dr.Xを観ていて、自分のミスを看護師さんに押し付けるシーンがありました。

人に自分のミスを押し付ける、こう言ったドラマを観るとわたしにはいつも同じ場面を思い浮かべました。


会社員時代、先輩社員に報告をしたのに「聞いていない」と皆の前で言われたこと。
報告をした旨を伝えると、更に激高されたこと。


そこに意識を向けていると、アルバイト時代、うっかりとぶつかってしまった先輩に謝ったのに、「たくさんのお皿を持ってフロアーを歩いていた時に横からぶつかられて、フンっと鼻で笑われたこと」を想い出してきます。


この辺りでやめないと、どんどん嫌な記憶が芋づる式に上がり、不快な気持ちが止まらなくなります。


昨日、CSテレビのDr.Xを観ていたら、調度その物語でした。

同じ様に先輩を想い出しました。

もちろん過去のような感情は伴いませんが、先輩とのシーンを観ていると「もや」っと重いエネルギーが上がります。
実験で、そのまま、アルバイト時代に意識を向けると、同じ重さのエネルギーが上がりました。

「やはり、そうか」

こうやって映像だけを変えて、色々な感情を使い回してたくさんの感情を内側で経験、体験していることがはっきりわかりました。

多角的に観てみれば、会社員時代の先輩は、わたしが報告したことを聞いておらず、上司から注意を受けたのです。「あなたが報告しないから怒られた」と言っていました。

同僚にも迷惑をかけたという、罪悪感、無価値感、先輩としてのプライド、が発動したのでしょう。

その頃わたしは「理不尽な扱い」という一側面しか物事を視ることができませんでした。

アルバイトの時も、きっと先輩なのに軽くみられたなど相手の何かが発動したのでしょう。

本当に相手の学びと自分の学びは関係ない、

関わっているように関わっていないことがさらに腑に落ちました。


わたしの毎日は、もう何があっても、体験経験するのではなく、統合を違う角度からさらに腑に落とすためにしかありません。

でもだからこそ、日常のすべてが統合の答え合わせです。

この外出自粛の期間は、先日の曖昧な感情や、後からやってくる映像を含めて、次へのステップのための期間です。

今日もお電話セッションです。

それでは準備をしてまいります。








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